5-7. 新たな扉Webサ−ビス (1) Webサ−ビスとは * 新たなWebの枠組み Google はWebワ−プロと表計算を統合した "Google Docs & Spreadsheets"の無償提供 を開始。2006/10/11。 8月末に企業向けサ−ビス "Google Apps for Your Domain" 提供 開始。Webメ−ル、インスタントメッセ−ジ、スケジュ−ラ。 Google のワ−プロなど を試す Web2.0。Ajax はどうか。 Google Apps Premier Edition はどうか。Outlook などカレンダ−と連携できる Ajax 対 応。GB までの動画。部署や個人向けのWebサイトのサ−ビスとか。 ちょっと調べたら http://plusg.topgate.co.jp/apps/ もサ−ビスをしていた。 問い合わせの電話番号が大 きく出ていた。1人500円から始める情報共有革命とかで。`29/10 日本BEAシステムズ(株)の人は、粒度の粗いサ−ビスを共有サ−ビスとして効率的に再 利用することと言っている。Webサ−ビス < SOA。 SOAとはサ−ビス指向ア−キ テクチャをいう。SOAの考え方は昔からあった。自分も考えました。SOAを実現する は SOAP によるWebサ−ビス。CORBA でも HORB でもよい。粒度の大きいオブジェクト。 WebSpahre などで言う業務用 EJB ぐらいの粒度でないか。 日経の雑誌でSOAについて書いてあったのは、何年も前だ。雑誌はもう処分されてほか られてしまった。自分が管轄していれば10年は保管しておくのだが。SOAがどういう 意味合いだったのか、改めて知りたいと思ったが。SOAP, Sun ONE, JSP, EJB とかいう用 語がでていた。SOAはちょっと意味合いが違うかも。SOAはホストコンピュ−タのア プリケ−ション開発の方法論みたいな話である。 ---------------------------------------------------------------------- SOAは社内でのはなし。業務系システムを対象にしたシステム間の相互連携。 マッシュアップは社内外の情報系システムを対象にしたシステム間の相互連携。 ---------------------------------------------------------------------- イメ−ジせよ。全地球生命体ガイア。知識が結合していく様を。どういう意味で自分はこ れを書いたのか忘れた。この節はこのままとしようか。2006年ぐらいから放置してい た。混沌として、十分に混乱して、何がなんだか分からない当時の雰囲気を伝えるために。 何となくWebサ−ビスというのが、今後の大きなキ−ワ−ドになりそうな気はしていた。 * Webサ−ビスの例 「日経コンピュ−タ」2007/05/14, "特集:続・エンタ−プライズ2.0"。 4月3日号で、 "ビジネスに必要な情報やサ−ビスを社内外を問わずに 活用する企業とそれを実践するた めに開かれた情報システムを「エンタ−プライズ2.0」と命名した"。 マッシュアップ がもたらす破壊と創造。企業情報システム、マッシュアップ、編集作業みたいなこと。 次は「日経コンピュ−タ」2007/05/14 に出ていた記事だったか。出張 JAWS、北海道の役 所の人が作った、Webサ−ビスのAPIを利用して短期間に開発した。アメリカ Kapow Mashup Server、 複数のWebサイトから必要な部分を抜き出して1つの画面として表示 する。HTML等のコ−ドを読んでそこだけ抜き出せばいいという話。開発が短期間でできる。 Web2.0とかマッシュアップとかいっても、企業人はピンと来ない。でも "エンタ− プライズ2.0" といえば、何がしか関係ありそうだなという気にさせられる。マッシュ アップポ−タル。iGoogle ウィジットを追加していく。世界中の人が様々なウィジットを 作っている。画面に好きなウィジットを配置して、自分だけのポ−タルを作るという話し。 Office SharePoint Server はSNSソフトで、 ウェブパ−ツというマイクロソフトの規 格 2006/11。情報共有基盤 SharePoint Server(SPS) 2007、ブログ/Wiki/SNS的ソフト。 ホ−ムペ−ジビルダ−13、2008/12/05、Google マップのWebサ−ビスと連携。 日本 IBMのSNSソフト Lotus Connections 2007/07 頃発売。 旅行代理店のトップツア−の開発事例。Google Apps で開発した社内ポ−タル、パソコン 用とスマ−トフォン用がある。スマ−トフォンは Android 対応。 トップツア−の従業員 は1800人。Google Apps は企業向けアプリケ−ション群。 ドキュメントも添付できる:日本技芸、Google Apps 拡張サ−ビス rakumo ワ−クフロ− の iPad 版提供開始。ITmedia 1年ぶりかに見ていてきづいた記事。2011年9月21 日付け記事。Google Apps for Business(Google Apps) の拡張サ−ビス。月額利用料金は 315円税込/1アカウント、Google Apps ライセンス料は別途必要。 * 疎な結合とそれを司るXML ともかく用語を書く、どうもサ−ビスを見つける仕様。WSDL( Web Services Description Language )、UDDI( Universal Description, Discovery and Integration )。 1996/11 XML 仕様書の最初のドラフト。1998/02/10 W3C XML WG、XML 1.0 勧告。 W3C がセキュアなコンテンツ配布を可能にする Signed-XML の標準化作業している。 Apache Cocoon2。SOAP/WSDL/ebXML。XML デ−タの設計 XML Schema。XML デ−タの利用の XSLT, XPath, DOM。XML の生み親 Jon Bosak。Microsoft のドットネット .NET。 XHTML はセマンテックWeb、意味のあるWebサイト。Webの中の個々の表示れてい るものが意味を持つということ。オブジェクトと言っていいのか。Mozilla 1.0 対応か。 XHTML はいつの間にかとやけて HTML5 が制定された。 Webアプリケ−ションへの対応 ということで。"HTML 5" ではなく "HTML5" である。 XML メッセ−ジングの Java API for XML Messaging(JAXM)。XML プロセッシングの Java API for XML Processing(JAXP): XSLT, SAX2, DOM2, * XMLとWebサ−ビスの未来 インタ−ネットにWWWサ−バと言う技術が出現して、世の中に急速に広まった。今や完 全に当り前の技術、サ−ビスである。しばらくしてXMLと言う技術、ファイルのフォ− マットが提唱されてきた。このXMLは静かに浸透し、今やマイクロソフトのオフィスの ソフトのデ−タもXMLになっている。また機能的にはネットワ−クの通信の手段ともな っている。これにより、コンピュ−タ同士の疎な結合が可能になり、全世界のコンピュ− タが連携できる基盤ができた。これまでのWWWサ−バはただ単に情報を人に見せている に過ぎなかった。XMLを用いたアプリケ−ションでもあるWebサ−ビス、コンピュ− タ同士が有機的に結び付き、人を介在しないシステムをも構築することが可能になる。こ のことは非常に大きな技術的エポックである。この技術によりどういう未来が到来するか、 よくよく考えてみる必要がある。残念ながら自身にXMLやWebサ−ビスの技術はない。 こんなソフトもでてきた。NeoCore XML Management System 三井物産(株)、NeoCore。 XMLデ−タベ−スで RDBMS はいらない。 自由なXMLフォ−マットがそのまま扱える。 デ−タが RDB であろうと ODB であろうと、我々には関係ない。何がしかデ−タを蓄えて くれて検索できればいいのである。変化しやすく拡大傾向にあるデ−タを柔軟に管理でき る。デ−タタイプ XML 1.0。クエリ−言語 XPath/XQery。インデックスは DPPによるフル オ−トインデックス。面倒な DTD、XML スキ−マの定義は不要。通信インタ−フェ−スは HTTP。APIは JAVA,COM,C++,EJB,HTTP。Windows 2000 やSolaris 2.8 など。 開発元は NC Holdings,LLC.。http://www.neocore.co.jp/。もう1つ紹介「Software Design」誌の 2003/04, P.98〜105 に "目で見て触れるXMLデ−タベ−ス"、フリ−ソフトのXMLPGSQL。 Webサ−ビスに並んでセマンテックWebと言うのも忘れてはならない。従来のWWW のホ−ムペ−ジと言うのは、いわば文章や数字が書かれているだけである。ホ−ムペ−ジ に書かれている内容を理解するのは、それを見ている人間が判断している。それを最初か ら意味がある内容として記述すること。そうするとコンピュ−タもその内容を理解できる ようになるという話である。多分技術的にはXMLでコンテンツを記述、タグで意味付け する。或いはもっと進化した方法が考えられているかも知れない。セマンテックWebは まだ大学等での研究段階にある。この事を知ったのはサ−バを外に借りているリフレクシ ョン(株)の鈴木氏が研究していて、或るアイデアを話していたらセマンテックWebの事 だネと議論したことがあったからである。鈴木氏とは東海インタ−ネット時代からの付き 合いであり、今はリフレクション(株)と中京大学の助教授を兼任している。 * 参考 「日経 Linux」 2002/06, P.76〜85。 > 特集:Webベ−スの分散コンポ−ネント技術、基礎から分かるWebサ−ビス。 「Webサ−ビス完全構築ガイド」 2001/12, 日経BP社, 3,200円+税。 > 販売、仕入れなどの社内システムを想定したシステム。Webサ−ビスの最初の本 「日経システム構築」 2004/03, P.162〜173, "解説:Webサ−ビスの基礎と最新動向"。 > 相互運用ガイドラインを活用する−動的連携に向けての標準化も進む。 「日経システム構築」 2004/09, P.132〜139, "特集:サ−ビス指向ア−キテクチャ SOA > で変化に強いシステムを作る"。すでにもう事例があり稼働していた。 「PHP5 XML によるWebサ−ビス構築」 3,000 円。`26/04 本屋でみつけた。買ってはい > ない。PHP で XML 扱えるのなら Java を使わなくてもいいか。 「日経コミュニケ−ション」 2006/05/15, P.60〜74。 > "サ−ビスをつなぐ" という新発想 企業ネットに迫り来る「SOA」の波。 「日経パソコン」 2006/11/27, P.54〜73, "体感!Web2.0"。自分のデスクトップ環 > 境をブラウザで再現する StartForce サ−ビス。おまけで mixi のことも出ていた。 * パズワ−ドから本物へ `2h/10/m いつの間にかWeb2.0という文字、言い方は消えてしまった。生まれては消えるパズ ワ−ドの1つだった。しかしこの機能が無くなった訳でなく、むしろ一般的に使われるよ うになっていった。当り前になってしまったので特に改めてWeb2.0と言うまでも無 くなったのである。Web系のプログラミングは自分がやることはないので、やはり今一 つ腹に入っていない感はある。Web2.0の中核はマッシュアップだと思う。これはと ても重要なものだと思っているのは変わりない。Webで好みの画面に作り替えることが できるのがある。あるいはアクセスによって好みに変わって行くサイトがある。多分それ らはマッシュアップが裏で働いているのでないか。マッシュアップ用の部品が用意されて いて、それが個々の人のアクセスによって自動で選択されて画面に追加されていく。 (2) Web2.0的世界の幕開け -------------------------------------------------------------------------------- だいぶ前に買っていた「Web2.0 BOOK」改めて読み返した。 自分がメモしたような事は殆 ど書かれていた。(2)(3)章もだいぶ長い間放置していた、2011年秋見直しを始めた。 -------------------------------------------------------------------------------- * Web2.0の2つの方向性 SNSは人をつなげるのが主な目的になってきている。小生の考えるWebサ−ビスはコ ンピュ−タをつなげるのが目的。SNSではソ−シャルグラフとか、やたら人と結び付き たい症候群なのではないか。Webサ−ビスは人を結び付けるものではないぞ。Webサ −バ同士を結び付けるもの。もう具体的にこういうことは行われているような気がするが。 いろいろあってよく分からない。マッシュアップがそういうことなのだと思う。 * Web2.0の意味の明確化 Web 2.0 と言うキ−ワ−ドの出現でWebサ−ビス、SOAといった瞹昧もことした概念 がクリア−になってきた。Amazon や GoogleでのAPI、実際の利用例ができてきた。こ れは非常に大きいことである。この概念、技術のもたらすインパクトを正しく理解、予測 することが必要である。これらによる変化がでてきた。インタ−ネットが悪の巣窟だった のが役立つものができてきた。単一の言葉ではなく、潮流と表現した方がふさわしい。 * Web2.0は大きななうねり 次の10年で何が起きるか想像しよう。すでに考えていることはある。多分、もう考えて いる人は考えている。Windows 95 辺りでインタ−ネットが爆発した。 急激にインタ−ネ ットの利用が進んだ。ブロ−ドバンドの波がインフラとしての次の爆発。アプリケ−ショ ンの爆発がWeb2.0でありWebサ−ビスである。 Web 2.0 か Web 2.0 か。それともWeb2.0 か Web2.0 か。 Web 2.0 の本、買いました。インプレスの。自腹で。小さな字でかいてあるんで、まだ読 んでいません。ゴ−ルデン・ウィ−クの間に読んでみました。2006年のことだったか。 Ajax の話が多かった。ちょっと自分がイメ−ジしているのとは違う。Ajax はWebの表 現の多様性みたいな話だと思う。大きな変化ということで Ajax も含めているらしい。 B-to-B、B-to-C、M-to-M とか。企業同士のやりとりにおいて B-to-B が、M-to-M になっ ていくだろう。毎度の同じ物の注文は人手を介することなく、コンピュ−タ同士がやりと りすればいいではないか。つまり自動で世界中に物を売りまくるシステムができる。それ が M-to-M の世界でありWebサ−ビスの技術が具現化する世界の真骨頂だと思う。 インタ−ネットが一般に利用できるようになって凡そ十年。パソコンもそれに併せて普及 してきた。そろそろこの第1ステ−ジは終わりである。次のステ−ジが始まろうとしてい る。Webサ−ビスの出現によって変わっていく予感はしたが、それがWeb2.0とい うもう少し大きい概念が出てきて、急速に広まりつつある。調べる程にそれを実感する。 2006年夏頃からこの数ヶ月で、Web2.0はキ−ワ−ドは市民権を得たような感じ である。疎な結合はXMLだけでなく、プログラムにも及んだということである。Google ア−スの本が幾つか出ている。読んでみないといけない。できればプログラミングもやっ てみて、Google 地図でのマッシュアップの感触を掴んでみたい。 * Web2.0的パズワ−ド Ajax( Asynchronous JavaScript + XML )。既存にある JavaScript や XML の技術を組み 合わせて、Webアプリケ−ションのクライアント環境を作るやり方。 Google がこれを 使って地図情報提供サ−ビスを始めた。話題になっているらしい。GUIの操作性をアッ プさせる、開発ツ−ル。Ajax を利用したツ−ル群。 RSSリ−ダ−標準搭載する Internet Expolrer 7.0、2006年夏?。 配信されてくる情 報をリアルタイムに RSSリ−ダ−で受け取ってブラウザに表示する。RSS( Really Simple Syndication )はXMLベ−スのフォ−マット。 かつて Netscape にもプッシュ型情報配 信のRDFというのがあった。RDF のベンチャ−企業があったように記憶する。 RSS も決して新しいアイデアでもなんでもない。XML で要約を意味するタグを文書を囲む。 それを読むソフトがあるというだけの話である。別にブラウザでなくていいわけだ。小生 のタグヘッダ−方式みたいなものだ。ソフトがなんらかの識別子で、ここのところが要約 だと認識しさえすれば、XML である必要は全然ない。 ロングテ−ル、Ajax 人の態度などを総合して Web 2.0 的といっているようだが、小生の イメ−ジとは少し違う。Web API だけでいいと思う。このことだけで十分なインパクトが ある、生まれてくる。ロングテ−ル、これまで儲けが少ないと言われてきた80%の部分、 塵も積もれば山となる。ネットでのマスでの商売。まあ、そういうこともあるかも。 * Web2.0の世界とは 1) ブラウザの表現力のアップ 2) 双方向の情報のやりとり 3) マッシュアップ ブラウザの表現力のアップは Ajax のことである。HTML5 はその頃にはまだ出てなかった。 2011年9月時点、まだ仕様は全部は固まっていない。ということでとりあえず HTML5 は我々エンジニアでは取り上げなくても構わないようだ。デザイナ−の領域かも。 Internet Explorer 9 正式版 2011/04/26 公開。HTML5 対応。プラグインなしで音楽や動 画が再生できる。OS?それにWebアプリケ−ションのライブラリを呼び出すAPIが ある。標準化したAPI。Canvas では2Dグラフィックスをやれる。 Webサ−ビスは Java がどうしても関係する。PHP でもできるみたい。HTTP や SOAPで WWWサ−バからデ−タをとりだすことができる。SOAP と REST。SOAPはトランザクショ ンが必要な場合に使ったら、普通は REST でいい。 CORBA, Apollo -> Java RMI, HORB -> SOAP XML -> これでやっと使い物に。 Webサ−ビスは Amazon Web サ−ビスというのがすでにある。これによりアマゾンの支 店WWWができている。Amazon API。地図の Google Web API。 これらをとりあえず試し てみて、どんなことができるのかイメ−ジを掴んだらどうか。 マッシュアップとは Web API を利用して別なサ−ビスを作ること。 ベ−スをそれぞれが 提供する。味付けしたのを第三者がまた提供する。Web 2.0 の本質はマッシュアップだと 思う。他のコンピュ−タのリソ−スを使う。それは従来、非常に困難だった。 * ITホワイトボックスを見て−その1 `2b/09/11 の14時からの再放送を見た。"第21回災害時 私たちはITで何ができるの か?"。震災とIT Google Maps を使ってマッシュアップという。2つのWebサ−ビス を組み合わせて1つのサ−ビスをつくった。マッシュアップという言葉がどんどんでてい た。震災インフォというサイトが4時間で立ち上がったという。つぶやきがマスメディア の報道を修正させたというのは大きい。 Google の地図が出て最初にマッシュアップの具体的な事例がでたのでないか。 地図情報 はやはり、いろいろ使い出があるので、多くのエンジニアなんかが既に触っていたのだろ う。だから震災が起きて4時間で人の安否情報のサ−ビスが立ち上がった。それらを作っ た個人の名前がでた、ITホワイトボックスでも作った人を紹介していた。かつて小生が、 個人が世界を変えていく、切り開いて行くということを書いた。まさにその通りになった。 携帯電話やスマ−トフォンを皆がどこでも持ち歩いて、遊びにも普段から使っていて、十 分操作になれていた。それが緊急時にも実際に有効に使うことができた要因になった。と いうコメントも優れた話だった。番組では言われなかったが、小生が思うにどうもGoogle の地図のマッシュアップを試しに触っていたような人らが、連携して開発に当たったよう である。そういう意味では、開発できる下地ができていてタイミングがよかった。 東北の大震災で多くのサ−ビスがボランティアベ−スで立ち上がった。安否確認システム は震災後、4時間余りで稼働できたとか、かなり有効に働いたようである。IBMがサ− バを提供したのだったか。SI会社も有償でいろいろやろうとしたが、個人情報保護法が 壁みたいになり、途中で開発を止めたサ−ビスも多々あるとか。 * ITホワイトボックスを見て−その2 `2b/10/02 放映。スマ−トフォンの選び方。Android 搭載のスマ−トフォン、これはコン ピュ−タであって、携帯端末といえる。Android は Linuxをベ−スに作られたOSである。 ミドルウェアのソフトは自由に開発していい、公開しなくてもいい。Android OSはスマ −トフォンだけでなく、家電や様々所に使う事を話していた。Android 用のウィルスがど んどん出てきている。ウィルスチェックソフトを入れて自己責任で防いで下さいとの話も。 Android OSを組み込んだ家電同士とか機械同士とかが通信しあう世界がくるだろう。そ うだな車に組み込んだら、スマ−トフォンをもって車に近づいたら、Android を搭載した 車がそれを検知し、よいよ近づいたらドアを開けてくれるとか。家に近づいたら玄関の灯 りがついてドアの鍵もあくとか。 これらの動きが、汎用的なOSでもある Android によ ってそれぞれが通信し合って制御していくという。 別にそんなことは個別に接近サンサ−でマイコン制御で、昔昔でもできたことである。国 産OSのトロンが組込み系では、家電製品でも車でもそこはかとなく広まっていたのでな いか。別に Android でなくてもトロンでもよかったかも知れない。 今からでも遅くない。 トロンをこれから持ち出して来いよ。トロンOSが危険なバグがあるなんて聞いたことな いぞ。Android はちとセキュリティ・ホ−ルが有り過ぎるのでないか。 * 参考 「Web2.0 BOOK」インプレス刊、サイボウズ株と株ネットエイジの人の共著、2006/03/11初 > 版 1,800円+税。多分2006年に本屋でみかけた時に買っておいたと思う。 「NETWORK MAGAZINE」2007/11, P.23〜41,"特集1:今でも遅くない Web 2.0 を支える技術 > を知る"。この中の P.32,33 "Webサ−ビスを実現する仕組み" のみがそれらしい記事。 「日経SYSTEMS」2006/05, P.57〜62,"特集3:Web 2.0の波、開発現場へ"。Web 2.0 > の波はネットから社内システムへ向かっている、blog を社内で使う程度の話。 「NETWORK MAGAZINE」2006/08, P.44〜61, "特集2:Webアプリケ−ションの仕組み"。 > P.58〜61, Ajax と Web 2.0 について。Flash, ActiveX, Java Applet というのがある。 「日経コンピュ−タ」2005/12/26, P.60〜65, "Ajax 登場を機に変わるクライアント環境"。 > 2011年9月、もう一度目を通してみたかったが、すでに処分された後だった。 (3) クラウドとWebサ−ビス * クラウドとWebサ−ビス 一企業のためにWebサ−ビスを当初は考えていた。5、6年前か。いや、そんなみみっ ちいことはやめだ。世界を相手に、もっと役立つことを考え、精力を使うべきだろう。 友人と2011年の春頃から Google のサ−ビスのことなどを、飲みながら話していてい た。9月半ばのこと、何となく方向性が見えてきたような気がする。 Web 2.0 はここ数年、聞くことがない。2010年4月時点のこと。うんちくはいいから 早く何か作れ、自分自身に対して言った言葉だった。 * いろいろめもメモ いろんなことをインタ−ネットのいろんなサイトでサ−ビスをしている。自社のWebサ −バからそれら外部のサ−ビスを利用して、自社向けの便利なWebサ−バを作るという はなし。それを最初に考えた。例えばCADデ−タをもらってFEM解析して結果を返す とか表示するとか。そういうサ−ビスがあってもいいぞ。 Google のAPIとか Facebook のAPIとかは、 それぞれ Google なり Facebook が独 自に作ったものである。プログラムの関数といっていい。自社が作った独自APIを皆さ ん使って下さいでは、なかなか使ってもらえるものではない。それぞれ関連業界がこうい うサ−ビスがあるといいよねというのを、取り決めてそれに沿って関数機能を実装する。 Webの画面の設計。この場所にはあそこのサイトのWebサ−ビスの何やらを組み込む。 こっちの場所にはまた別なサイトのWebサ−ビスの何やらを組み込む。そうして1つの 画面を構成、作っていく。そのまま結果を人が見てもいいし、こっちのコンピュ−タがそ の結果のデ−タを受け取って更に自分とこで加工してもいい。 CALSのコンセプトが現実に。CALSが IPv6 で実現するかも知れない。ゆりかごか ら墓場までの製品版である。1つの製品は複数の部品の集まり。主要な部品には IPv6 の ついたチップが付いていて、どこにあるかトレ−スができる。そしてチップにはポイント ポイントでの情報が書き込まれるとすれば。この先の利用アイデアは無限である。 「日経コンピュ−タ」を改めて読み直して見る。 スマ−トフォンとかクラウドに記事が結 構かかれている。携帯電話もそもそも持ってないので、いわんやスマ−トフォンなんか興 味がなし。だったのだがクラウドやWebサ−ビスのことをみていったらスマ−トフォン も密接に関係していることが分かってきた。 「Software Design」に iPad とか Androidとかのアプリケ−ション開発の話が最近よく掲 載されている。これもWebサ−ビスなのか?。そうです。あまりにも巷に話題が溢れて いるので、そうなのかな−と思うのだが、Webサ−ビスです。特にWebサ−ビスだな んていい方をするまでもないか。XMLもそうだが当り前に使われるようになった。 iPad のほうが Android OSがのったタブレットよりも、はるかに安全だし。 iPad 用の アプリを作ってくれといっても自分を含めて社内では無理だが。幾らでも作ってくれる業 者さんはいる訳で。そこは割り切って、アプリが自社でできないというのは、そう気にす ることはないと思う。 * クラウドでのアプリケ−ション開発 クラウドはサ−バを使わせてもらうのとサ−ビスを使うのがある。サ−ビスを使うとはプ ログラム開発のことで、プログラム部品を組み合わせて簡単にアプリケ−ションを作るこ とができる。`2a/04/01,ITホワイトボックスで、エコポイントのシステムが2ヶ月でで きたと村井先生が興奮して話しているので知った。もうそんなところまでクラウドはきて いるのか。Webメ−ルはクラウドの走りとも言っていた。 Webサ−ビスもクラウドに入っている。Windows Azure もそうだ。エコポイントは何で できているのか。SalesForceドットコムだ。ごちゃごちゃ会議を開いたり見積りをとった りすることに時間を費やしてのなら、ちゃちゃっとプロトタイプを作ってしまえ。とりあ えずこんな感じのシステムになりますと見せる。それが実際にできるのがクラウドでのア プリケ−ション開発である。 あたかも自分のコンピュ−タがインタ−ネットのどこかにあるかのようにできる。アマゾ ンのサ−ビス Amazon EC2。インタ−ネット通販の超大手企業かと思っていたが。 ディス ク容量を問わなければ、この仮想のサ−バで実際に自分でサ−ビスを提供できる。Amazon EC2( Elastic Compute Cloud ) は、アマゾンがサ−ビスするAWS( Amazon Web Service ) の一貫としてある。「Software Design」には1回だけ EC2 の話がでてたような。 Amazon EC2 の PaaS の利用は1時間10円程度である。 Linux OSなんか好きなように 構築して使える。アイデアさえあれば世界中にサ−ビスできるものが、たとえ個人でも実 現できる世の中になった。これはすごい話だ。黙って手をこまねいているのは馬鹿である。 打って出ないことには。なんちゅう有難いサ−ビスかと、最初見たときそう思った。PaaS には Google App Engine が次に知られている。Yahoo も始めているようである。 * Webサ−ビスのインパクトとは `2b/05〜 [ 動きは始まっていた ] 2004年末にITで儲けることとしてWebサ−ビスを考えた。2006年なかば、現 実のものとなっていろいろ出てきた。ネットの世界はやはり相当に速い。想像力を働かせ て、新しいアイデアなり概念なりサ−ビスが、どのように利用できるのか。柔軟な発想が 必要である。またそうした新しいことに取組むことを許容する組織なり会社であることが これからは必要なのだが、そういう所は日本ではごく僅かである。そうこうする内、どう も、もう実際に始まっている。XMLが最初、概念みたいな話ばかりで、ちっとも実例が でてこなかった。しかしXMLはいつの間にか当り前になっていた。Webサ−ビスもマ ッシュアップということで実際に使われ始め、気付いたら当り前になっていた。`29/02 Webサ−ビスに関係しそうな話の。トヨタが SalesForce と提携、マイクロソフトとも 提携、共同で会社を立ち上げると2011年5月発表。マイクロソフトやアップルの新製 品発表そうろうにトヨタの社長が雛壇を右に左に歩いて力説していた。車はスマ−トグリ ッドとも関係し、もはやこれまでのただの移動手段ではなくなりつつあるのかも。もう1 つ建設機械の車両が世界のどこにあるかGPSで場所が分かるようにしたという夜のニュ −ス。小松フォ−クリフトの話だったと思う。2011年9月8日の晩のこと。世界を相 手にWebサ−ビスを展開するヒントになるかも知れないと感じた。こういうグロ−バル なサ−ビスを考え実行していくこと。そうした視点がこれからは必要である。 小生が10年程関わってきた電子カタログ、それとWebサ−ビスの関係は。電子カタロ グの一般的な話としてWebサ−ビスの意味、もたらすインパクトを書いてみよう。もう だいぶ前に考えたことだ。Webサ−ビスはインタ−ネットのWeb同士をつなぐ技術で ある。夢物語ではなく、もはや実際のサ−ビスが出て来ている。この技術を用いれば、自 社製品を世界中に自動的に売りまくる仕組みを作ることができる。電子カタログの最終的 な姿になるのでないか。小生の姿勢はあくまでも設計者が部品を選択するということ、製 品原価と納期についても設計者は速やかに知ることが望ましい。という見解である。その 設計者に対して提供するサ−ビスとしてWebサ−ビスを利用するのである。 [ 儲けるITをそろそろ ] 2004年の末に書いた自身のレポ−トの中で書いたことを紹介しておく。このレポ−ト でWebサ−ビスを触れた。この新しい用語。もう少し分かり易くいえばWebサ−ビス を応用すれば、自動的に世界中に自社の製品を売りまくる仕組みができるのである。コン ピュ−タ技術の発展の過程を見て行けば、それが十分可能な道筋であることが分かる。別 にどこかの会社がやっているからとか、雑誌に書いてあったからと言うことではない。コ ンピュ−タは計算速度のアップと他のコンピュ−タの利用という2つの方向性で進んでき た。他のコンピュ−タの利用というと難しそうに聞こえるが、毎日見ているホ−ムペ−ジ がそれである。それが人でなくコンピュ−タ自体が他のコンピュ−タを利用するのである。 1台のコンピュ−タの中では複数のプログラムが動いている。あるプログラムの結果を別 なプログラムが使うことが普通に行われている。別なコンピュ−タのプログラムがその結 果を使うことができないのか。誰でも容易に思いつくことだが、それがこれまで非常に難 しかった。20年ぐらい前から研究されてきたが、ようやく実際的に使える仕組みができ たのである。1998年ぐらいにその仕組みが一応できたが、まだまだだった。それがど うやらこの1、2年の間にかなりこなれてきたようなのである。その一つとして Web 2.0 なる新しいキ−ワ−ドも出てきて、コンピュ−タの次のステ−ジが始まろうとしている。 しかしWebサ−ビスはまだまだこれからの話である。1995年前後のインタ−ネット の出始めの状況みたいなことである。当時、WWWサ−バを業者のプライベ−トな研究会 で見せてもらった。誰もその使い道を理解できなかった。アメリカ本社からこれを売れと 言われているが、どうするのと話したものだった。それから小生はしぶとく、こつこつと 取り組んできた。それが今につながっている。それと同じことがWebサ−ビスについて もいえる。かなり研究的な取組みとが必要である。また、インタ−ネットで物を売る以外 にも、Webサ−ビスはこれからのコンピュ−タの重要な仕組みであることは間違いない。 * Webサ−ビスの可能性を考える 2004年末に初めて社内でWebサ−ビスと言うのを話した。誰も理解はできなかった、 2011年秋においても一緒だが。しかし次の年にはWeb2.0というキ−ワ−ドが出 てきて、Google の世界地図というWebサ−ビスが実際にでてきた。Google Mapsと言っ て、多くのベンチャ−なんかが新たなビジネスを探して、Google Maps をベ−スに新たな Webサ−ビスを作っている。もう本も一杯出ている。Webサ−ビスなるもの、予想以 上に早く世の中に浸透し始めていると考えた方がいいだろう。Google Maps ではWebサ −ビスと言ういい方よりも、マッシュアップと呼ばれることの方が多いようである。 Webサ−ビスはインタ−ネットのWeb同士をつなぐ技術である。Webサ−ビスは別 に新しい発想ではなく、コンピュ−タの世界では分散処理というのが昔からのテ−マだっ た。顧客の購買部門の購買システムに、当社の製品情報がすぐに見える注文できる部分的 なシステムを組み込むこと。部分的システムが当社のWebサ−ビスで作るところである。 特注仕様でもない一般的な製品はお互い人の手を煩わせることなく、自動で処理されてい く。このようなシステムが先に他社のが組み込まれてしまったら、そことはもう取り引き はないと思った方がいいだろう。ル−チンワ−クは人の手を煩わせるのは止める!。 自動的に売りまくるのに近いモデルはごく身近にある。コンビニのPOSシステムである。 ピッピッと品物にやるだけで、売れた物が本部に伝わり補充のトラックがやってくる。例 えば設計者が図面それに部品表を作成した、それが生産管理や購買部門に流れる。いつい つまで何を幾つ生産する。部品表から自社の製品が引き出され、Webサ−ビスを通して 自動的に注文がなされる。Webサ−ビスで受けた注文は、ホストコンピュ−タのこれま での受注システムにいく。ここも自動で連携すれば言うことないが、とりあえず手動でも 何でもいい。SCMとかERPとかはいい、お客から見て自動でありさえすればいい。 * Webサ−ビスにない製品の存在価値 Google で探して3ペ−ジぐらいまでに出てこないサイトは、 世の中に存在してないのと 一緒とか言われることもある。同様にWebサ−ビスをしてない企業も、存在してないの と一緒、になるかも知れない。製品形状のCADデ−タをインタ−ネットで提供してない ような企業は、今でも存在してないのと一緒みたいなことだ。そんな会社は今どき、もは や物の数に入らない。価格ドットコムはこのことに近いが、そこまでにインパクトはない。 このサイトで扱われている商品は一般的な大衆製品である。家電ショップに行けば幾らで も売っているので、まさにどこのお店が安いか比較するのに用いるだけである。 企業が作っているたとえば機械部品や建設資材とかは、一般の店にはおいてない代物であ る。工業便覧みたいなものがあって、そこに載っていなければ知られることがないという ことだったら。まあ長年の取り引きで、既存のユ−ザには存在が知られなくなるというこ とはないだろうし、Webサ−ビスがないからと言って直ちに取り引き停止とはならない だろう。しかし韓国や中国企業が同じ製品のWebサ−ビスを始めるかも知れない。そう なると新規ユ−ザの獲得はもはや困難になるだろうし、グロ−バル企業として生き残って 行くことは先ずできないだろう。IT技術のない会社はこれからは不要である。 それぞれの製造会社がそれぞれこうしたシステムを作るのは、手間と金銭的に難しいかも しれない。どこかの商事会社が作るかもしれない。このシステムに乗ってない企業の製品 はないに等しい。意図的な囲い込みが起きる可能性だってあるかも知れない。多分これか らは日本国内だけを市場として見るのでなく、世界を相手に市場を考える時代がくる。う かうかしていたら、知らないでいたら、つまり無知でいたら完全に取り残される。よほど 特化した製品でなければ、取り付け寸法が合ってさえいればどこのメ−カの物でも構わな い。国内の中小企業どこでも大方そんな製品を製造し取り扱っているのだ。 -------------------------------------------- | ○丸会社 製品構成 部品紹介/調達システム |------------------------------------------- | ------ ------ ------ |ベアリング |A社| |B社| |C社| 自社製品の基本情報提供システムと | ------ ------ ------ 呼ぶべき物。これをWebサ−ビス | ------ ------ ------ として提供する。製品を使いたい売 |シリンダ− |X社| |Y社| |Z社| りたい扱いたい。いろいろな他から | ------ ------ ------ の要求に対して製品の基本情報を提 | ------ ------ ------ 供し、そこの企業の調達システムに |他いろいろ | | | | | | 組み込んで利用してもらうのである。 | ------ ------ ------ * Webサ−ビスのプログラミング `2b/10〜 [ 技術的な面での話とか ] マッシュアップがWebサ−ビスの本質だ。 「日経コンピュ−タ」の2011年春ぐらいからの記事を見直してみる。Google のAPI とか Android のアプリとか、 興味がないというか漠然と分からなかったので、あまりそ の気で読んでいなかった。APIもアプリもごちゃまぜになっているような。境界がぼけ ているような。それで何をやりたいのか。何ができるのか、どういうことができるのか。 ChromeOS か Chrome OS か。全てのアプリケ−ションはWebサ−ビスとして実行される らしいという話。Android と Chrome もよく分からん。 Chrome はブラウザで Chrome OS はOSである、紛らわしい。Google のAPIと Google の Android は別物か、 Android からAPIを利用することができるということみたい。 [ Android のプログラミング ] 手短にいうと Andorid スマ−トフォンのアプリケ−ションの開発。 自宅ノ−トパソコン の Windows XP SP3 に開発環境を設定してみる。 Java の配布ファイルは一杯種類がある。 JRE が Java のただの実行環境。EE とか ES とか。 ここら辺りのこともざっと復習しな いといけない。巷ではアプリケ−ションのことを短く、アプリと言っている。 本屋に Android Apri を紹介した雑誌がでていた。多分、1年ぐらい前からあったのだろ うが関心がなかったというか分からなかったので見過ごしていた。 「Software Design」 のサンプルがインタ−ネットにあって、それをダウンロ−ドしてきて実行しようとやって みた。どうもエラ−になってしまう。Java VM のバ−ジョンが違うとかあるのか。 一番新しく発行された本を買ってみた。開発環境がすでに古いと本のサンプルを試すに試 せない恐れがあるの、そうなると前に進めない。 「作例で覚える Android プログラミン グ入門」SDK 3.1/2.3 対応、(株)ソ−テック社、2011/09/20初版。サンプルプログラムが http://www.sotchsha.co.jp/SP/905 にある。2011/10/06 の晩に試したらすんなりできた。 Windows x86 jdk-6u27-windows-i586.exe 76.81MB。 アグリ−をクリックしたらダウンロ −ドを開始した。[実行]して[完了]をクリックしたら、登録うんぬんというのがでてきた。 何やら使っているパソコンの仕様を全部、オラクルに吸い上げるような感じ。いったん登 録したら定期的に吸い上げる様なことが表示された。よく分からないので何もせず抜けた。 ノ−トパソコンに Eclipse を入れる。 どうもバ−ジョンによってコ−ドネ−ムを違えて いるらしい。本や雑誌の Eclipse のインスト−ル記事を見ると。 ガリレオとかヘリオス とか配布のファイル名が付いている。 自分が Eclipse のサイトを見た時にはインディゴ になっていた。eclipse-java-indigo-SR1-win32.zip 128MB。`2b/09/28 次に Android SDK をダウンロ−ドしてきた。 android-sdk-r13-windows.zip 展開したら android-sdk-r13-windows フォルダができた。フォルダ名をandroid-sdk に変えた。3時 間ぐらいかかって全部ダウンロ−ドした。3日かかって自宅のノ−トパソコンに Andorid のアプリの開発環境をセットアップして Hellow まで出すことができた。 [ Android アプリの開発について ] 名古屋でのオ−プンソ−スの集いで Android の話を2年前には聞いていた。 まるで分か らんかったけど。Android が何かさせその時には知らなかった。名古屋でもいろいろそう したコミュニティがあって、マニアックな活動をしている。 Facebook の nagoyageekbar というはどうだった、毎週月曜に新栄のピアノバ−で今年から始まった技術者の集まり。 アメリカ Google 社は App Inventor for Android は2011年8月4日に終了させると 発表。7月にβ版を公開したばかりなのに。App Inventor は Google Labs で開発が進め られていたプロジェクトで、 7月に Google Labs をそもそも終了するとのアナウンスで ある。8月16日発表によれば App Inventor は MIT Media Lab が引き継ぐことに。 幾つもある Android の開発環境を整えるためのモジュ−ル?、 全貌をまだ理解できてい ない。Android の開発環境を自宅パソコンにセットアップしていた際、 Java のソフトを ダウンロ−ドしてくるのに JavaFX なんたらというのしかなくて、雑誌の記事にでている のとは違うなと思った。「Software Design」2009/04 に JavaFX の話がでている。 * 参考 「プラネット・グ−グル」 2008/09 発行、2,100円税込み、日本放送出版協会。 > mixi の世界版とも言うべき FACEBOOK の話が掲載されている。FACEBOOK ?、こんな名 前まるで聞いたことない。いつの時点でのことだったか。2008年末頃だったか。 「Software Design」 2010/08, P.89〜115,"第3特集:新しいAPI/UI iPhoneとの違いを知 > る!iPad アプリ開発の極意"。P.172〜179,"ChromeOS 先取り実践解説 Amazone EC2 で ChromeOSをコンパイルする4回"。P.17〜59,"第1特集:クラウド時代のサ−バ統合講座"。 「Software Design」 2011/02, P.53〜85,"第2特集:Web API と Google Appsでスプレッ > ドシ−トをもっと活用する"、はじめての Google Apps Script。友人が2011年夏頃、 これを試していた。何ユ−ザまでは無料で使えたのが、この頃に有償になったとのこと。 「facebook アプリケ−ション開発ガイド」 2011/04/28、2,940円税込み。 > Webアプリケ−ションから iOS/Android 対応アプリケ−ションまで徹底解説。 Facebook が公開しているAPIと、いろいろSDKで開発して、公開できる。 「ASCII.technologies」 2011/06, P.18〜67,"クラウドサ−ビスを使いこなせ! 総力特集 > Google API 大辞典"。課金システムを組込む記述が65ペ−ジに、Google Checkout と いう。2011年3月時点で国内では Android Market 内に限られている。 「日経コンピュ−タ」 2011/5/26, "特集:総力取材 ソ−シャルパワ− 復興と創造を主導、 > 日本が動く新世代IT"。Facebook の記事が注力紹介されている。高須賀氏のソ−シャ ルメディアの話。 「Software Design」 2011/03, P.17〜51, "第1特集:はじめよう! Android アプリ開発"、 > 読んでもまるで分からん。P138〜143,"第11回はじめてのアプリ開発にぴったりのApp Inventor を触ってみよう(前編)"、Android アプリをサクサク簡単に作れるとの話。 「30分でつくれる Android アプリ、Google App Inventor ではじめよう!」発行ソシム > 2,310円税込、Google App Inventor(GAI)は Android アプリ制作のための統合開発環境 (IDE)、ベ−タ判での解説。以上は「Software Design」2011/10 P.68 の書評から。 「Software Design」 2009/04, P.104〜109。NetBeans ではじめる JavaFXスクリプト入門。 > 2007/05 に発表された Java VM上で動作する高度なGUIを簡単に記述するための言語。 NetBeans は JavaFX 用の公式IDE(Integrated Development Environment)統合開発環境。 「Software Design」 2011/10, P.142〜147, "Android エンジニアからの招待状,第18回 > Android SDK のソ−スコ−ドで Javaを覚えよう#1"。キ−ワ−ドを列挙、パッケ−ジ 名の調査、ホ−ムアプリのソ−スコ−ド、文字列と画像とレイアウトのファイル。 (4) Webサ−ビスの継続調査 * とりあえずメモっておく Android APIでのプログラミングは、Google App Engine は PaaS。WebAPI を介して他 のWebサ−ビスを動的に呼び出す。 Amazon EC2 とか Yahoo とかも、いろいろあるのだが、 とりあえずは Android から使え るAPIでやってみる。進めてみることにする。 APIを提供する側のサ−バはどうか。クラウドのサ−ビスを使う分にはいいが、独自な サ−ビスを提供するとなったら、それ用のサ−バがいるがその仕様とかは?。 Microsoft は企業向けWebアプリケ−ションサ−ビス Office 365 を 2011/06/29 に提 供開始。Microsoft のクラウドサ−ビス Office 365。 Facebook にもAPIがある。 APIを使って Hellow を表示させる簡単なプログラムの 例をどこかで見た。SNSを利用するためのAPIということ。 具体的な開発手順であるとか。マッシュアップがWebサ−ビスの本質だ。オ−プンソ− スの OpenPNE とかで作るのかな。基本はやはりサ−ブレットのようだ。 HPの仮想サ−バの REHL 仮想マシンに、Android の開発環境をセットアップしてみたら どうか。やる気になれば半日でできるだろう。ぼや−としてはいかんぞ。 Android のプログラミング。hello と出しただけでそのまま終わってしまった。ちょっと した便利そうなのを作ってアップロ−ドも実際にしてみるといいのだが。 Google のAPIはどうしても地図というイメ−ジが強くと、 他に何ができるのか想像で きない。雑誌の記事をみても、どうも理解できない。 Apple Store はアップル社の仮想でないお店。App Store は iPhone 用のアプリを販売ま たは無料配布するインタ−ネット上のサイト。 * 改めて情報収集をしたい `2b/10〜 ブックマ−クが散逸してしまっていつの間にか見なくなった。 http://tech.ascii.jp/ http://www.atmarkit.co.jp/ http://itpro.nikkeibp.co.jp/ http://www.itmedia.co.jp/ ITmedia エンタ−プライズ。 http://japan.zdnet.co.jp/ ZDnet。 * Webサ−ビスを少し見てみる "24-7. 未来へ繋ぐイントラネット構築" から移動。 全て関係してくる。大きなシステムになる。社内のERPで製品の納期。自動で処理して いく。製品メ−カと部品メ−カでの発想の違い。 似たような仕組みのソフトがある。ファイルを送って、それを定期的にみて処理して、そ の結果を他のコンピュ−タにファイルで送って処理していく。 どこから攻めるか。関連しあっているので、どこか適当なところでスパッと切って、そこ からとりかかってみるか。 手近なところから、タブレットやスマ−トフォンで何がしか営業なんかで役立つアプリを 考えてみるのはどうだ。これもWebサ−ビス、Google のAPIとか使うことになる。 今一度 Webサ−ビス のことを用語からして調べてみないといけない。昨今Webサ− ビスっていうのか。 もういっぺん、プログラミングをやってみるか。イメ−ジするWebサ−ビスのモデルを 作ってみる。CADそして電子カタログを扱うWebサ−ビスだ。 クラウドのSAPとかをブラウザで使うだけではなくてAPIを使えばより効果的にでき るのかも知れない。APIを使うのはつまりはWebサ−ビスを使うということか。 昨今の2次元CAD、3次元CADはどうなっている。PDM、PLMはどうなっている。 デ−タの連携はオブジェクト指向なりで実現できたのだろうか。 クラウドのファイル共有サ−ビスの Box。単なるファイル共有サ−ビスではない。Web サ−ビスとしてつくりこむことができる。2014/06/26 のセミナ−にて。 * ロゼッタネットというのがあった `2f/06 ロゼッタネットというのがあった。今も日本でもその名前の団体名はあるのだけど殆ど耳 にすることはない。たまたま製造業のITうんぬんという本をちらっと見ていて、このロ ゼッタネットのことが数ペ−ジ出ていた。2001年に発行された本である。改めてネッ トで調べて見たが、2004年ぐらいまでの記事しか出てこなくて動きは止まってしまっ ているのでないか。電子部品の電子商取り引きでは、まだ動きはあるようである。本では 電子部品に限定するわけでなく、製造業の一般的な部品について書かれてあった。そのコ ンセプトはまさに小生が考えたことと同じだった。一番の課題はやはり、業界標準仕様を 作ることの困難さなのだろう。いろんな思惑も絡み、どんどん仕様が膨らみ収支がつかな くなるのでないか。X.500 ディレクトリの仕様が大き過ぎて扱いができずに LDAP がでて きたのが一つの例だが。とりあえず電子部品だけでも進んでいけばいいのだが。 上記のことを書いた際に、項目の名称を変えた。これまでは "(5) 続Webサ−ビスのプ ログラミング" にしていた。全然プログラムについては書けないので、この名称は適当で ないとずっと思っていた。当たり障りの無い?" (5) Webサ−ビスの継続的な調査" に 変更した。ロゼッタネットというのは当時 ebXML 等と言うのと一緒に、 確か名前は目に していた。かすかに記憶がある。ついロゼッタスト−ンと口ずさんでしまうのだが。何か 謂れがあるのか。ヒエログルフ解読の元になった石板であるが、関係するのか?。もう一 度 "ロゼッタネット" を検索し、日本のサイト "ロゼッタネットジャパン" をクリックし てみた。http://www.rosettanet.gr.jp/、画面は出てこなかった。本家のサイトは、表示 がやたら遅い気がしたが一応でてきた、http://www.rosettanet.org/。何か変?。検索し てたら本発見、「ロゼッタネット完全解説」という本が2001年10月に出ていた。 (5) 期待の星XMLは本物だった * XML( eXtensible Markup Language )について 98年の終わり頃記述 今後の注目株である。XML は HTML の次に来るコンピュ−タのドキュメント記述言語とい ってよい。98年2月10日、W3C が XML 1.0 の勧告を出し、 これで実質世の中に出て きた。ちなみに勧告の前はドラフト。XML の基本的な考えは簡単である。 HTML のタグに 意味付けをしましょうということである。意味付けは好きなように決めてもよく、あるい は業界で標準のものを決めてもよい。HTMLのタグは意味としては、色だとか文字サイズだ とかレイアウトであり、ブラウザが解釈して表示するだけに使われる。XML ではたとえば <個数:2> とすれば、何かが2個いるのだなと認識ができるわけである。このようにタグ を意味付けすること。ル−ルを決めること、決めたものを XML では DTD と呼んでいる。 さらに XML ファイルを記述しやすくするため、HTML のスタイルシ−トと同機能のスタイ ル指定言語 XSL、HTML のハイパ−リンク相当の XLink と XPointer、それに XML Schema、 XML Namespace などとこの1年で拡張されてきている。 XML Namespace は複数の DTD で 定義されたタグを使えるようにする。C++言語にも namspace 機能があるが、それと似 たようなものだと思う。XML Schema は DTD の型定義を論理値、文字列、整数、時間など も含めるようにしたものである。ただの DTD は文字列だけだった。先に DTD は自由に決 めることができると書いたが、そこは業界、分野毎に標準を作るのが望ましい。何か早い もの勝ちという噂もあるが。 まだまだ用語は出てくる。 DOM は XML ファイル(デ−タ)にアクセスするための標準 API (アプリケ−ション・インタ−フェ−ス) の仕様である。98年10月に DOM Level 1 が 出ている。XML デ−タをオブジェクトとしてアクセスする仕様になっているため、プログ ラミングは結構ややこしそうである。DOM はあくまでも仕様なので、C言語でも Java で も何でも構わない。自分でプログラムするのはめんどうである。そのための支援ソフトが XML パ−サだと思う。XML ファイルを読んで、中身を見たり変更したりするソフトである。 更に XML の DTD で音声、動画、画像を扱う SMIL、ベクトルグラフィックスを扱う PGML と VML も提案されてきている。XML の動向には目が離せない。 対応ソフトについて。インフォテリア社の XML デ−タのアクセス部品 iPEX。日本IBM の XML パ−サ、XML for Java。'98/10/26 富士通研究所が XML/SGML ブラウザ、HyBrick を公開。スタイルシ−ト記述言語 DSSL、XLink、XPointer サポ−ト。 Windows パソコン で稼働する。http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/free/HyBrick/。WWWブラウザはバ −ジョン5から Netscape、Microsoft とも XML 対応予定。Microsoft の Office2000 も XML 対応をうたう。Office2000 でのレイアウト情報はCSS、ベクトル・グラフィックスは VML、Word/Excel の固有タグは XML Schema/Namespace を使うとある。 * XML ファイルを試してみる '99/12/28 自分が分からなかったこと。XML の簡単なファイルを作るには?。標準タグみたいなのは 決まっているのか?。どういうタグが DTD なしで使えるのか?。逆に DTD がいる場合と は?。それに自分でタグを作るのはどうするのか?。 この場合やはり DTD が必要で、そ れを XML ファイルの頭か別ファイルで付けることになるのか?。 ウェルフォ−ムドと検 証済み XML 文書の違いは?。 などなど、本や雑誌を見ていただけではよく分からないこ とである。IE 5.0 を使って、ともかく下記の a1.xml をロ−ドしてもらいたい。 こんな んがブラウザで表示できるわけないと思えるが、下記、右のようにでるのだ。x,y,z とい うのは勝手に今つけたタグである。 表示された , のとこにマウスを近づけると手 の平マ−クになる。クリックしてみるとよい。まさに文書が構造をもっている。それがは っきりと認識できるだろう。 a1.xml ファイルで例えば のとこを としたら、ブラウザには "XML ペ−ジを表 示できません。おかしいとこは何行目" と出てくる。ブラウザが文書の構造を理解しよう としている。つまりこれがウェルフォ−ムドな XML 文書である。 文書の構造を規定する 約束事みたいな記述はどこにもないが、タグによって階層構造を作っている。タグの付方 さえきちんとすれば、とりあえずOK。x やら y やらの解釈は、この XML ファイルを使 う時にプログラムで好きなようにすれば−という。別に難しい話ではない。DTD というの は文書構造を決めておく XML ファイルのヘッダ−部と言ってよい。 x,y,z は必ずこの順 番に記述することとか、z はなくても構わないとか、y は必ず1つだけとか、そんな決ま りを書いたものである。その決まりと本文を照らし合わせば、内容がチェックできる。つ まりこれが DTD にのっとているという、検証済み XML 文書となる。 a1.xml ---------------------------- ---------------------- |C:\My Documents\TEST\a1.xml IE 4.0 も XML を解釈 | |--------------------------- するが、少しおかしい | | かも。どうせなら 5.0 |親亀 | - をインスト−ルして試 | | 親亀 されたい。 |子亀 | - | | 子亀 XML のタグは結局好き |孫亀 | 孫亀 なように付けていいと | | いうこと。でも表示は | | 別だよということ。 | a2.xml これも試してみよう。 sample.xsl は「アスキ− --------------------------------- NT」'99/11掲載のをそのまま使う。これでとり | あえずブラウザにちゃんと表示する。

は | 表示する。XML の記述に HTML がごちゃまぜにな | っている。XHTML というらしい。HTML 4.0 をXML |This is XML file.
化したもので、 まだドラフトの段階だが IE 5.0 |

ppp

ではある程度実装しているのだ。
のとこに |
も注目。XSL もまだドラフトの段階である。 DTD の定義は XML 宣言部 の後に、 中身 は 等と言うように書いていく。XML ファイルの心臓部であり、 オブジェクト指向におけるオブジェクトの設計と、同程度にやっかいかも知れない。簡単 な案内状でも、各要素に分解してその構造を分析するのは大変なことである。しかし DTD の定義をすることが難しいのであって、XML の考え自体は難しくはない。DTD を設計する。 そして決めたタグを使って間違いなく中身を記述する。 DTD 以前に XML の初歩的なタグ の付け間違いをチェックする。こうした支援ソフトがやはり必要になる。 IE 5.0 でもお かしければメッセ−ジが出るが、元ファイルをただのエディタでがしがし書くのはいかが なものか。とりあえず東芝の XML エディタ− Spy 2.5 なんかはどうかな。 XML は文書だけではない。表形式のデ−タにも極めて有効である。DTD はデ−タ構造の定 義言語にもなり得る。その XML の中身はデ−タそのものである。 インフォテリアの XML デ−タエディタ− iPAD とか、 Object Design 社の eXcelon がデ−タを扱うソフトであ る。eXcelon を見る機会があった。入力画面を簡単に作ることができるようだった。これ でデ−タ構造を設計し、DTD も設計できるわけだ。 入力したデ−タは XML オブジェクト のインスタンスとみなせる。更に eXcelon は Object Design のお箱である ObjectStore にデ−タを格納する。オブジェクト指向のデ−タベ−スである ObjectStore なら DTD の 変更にも、対応は問題ない。表要素が追加されてもへっちゃらというわけだ。XML のデ− タ形式と OODB は相性が非常によい。eXcelon には ObjectStore の廉価版が付属する。 99年も終わりになって、XML を CORBA と対比させるような話が少し出てきている。 こ りゃ筋違いというものだ。XML と CORBA は別個のものである。 CORBA はプログラム間の 通信の話で、XML はファイルの形式に過ぎない。本質を知らずして、巷ではいろいろんな ことが言われるものだ。Java との関係はどうだ。Java はWebアプリケ−ションサ−バ の SSS プログラムとして注目を集めているのだ。 サ−バサイドで動くマシンに依存しな い Java は、とても有難いという訳なのだ。Servlet とか EJB とか言って、 まだ月日は 浅いがほぼ実用に耐えるまでになっている。そして Java には先の XML、CORBA を扱うモ ジュ−ルというか関数というか、すでに入っている。役者は出揃った。さて、どうやって 料理していくか。これは2000年への課題とすることによう。 * これから XML はどうなる `02/01/31 HTML から XML に全部とって変わるか。結構気になるところである。多分それはないと思 う。HTML の表現は XML + XSL でも実現できるといえるが、デ−タもへちまも関係ない見 てくれ重視のドキュメントに XML は厳格過ぎるのだ。 かといって今のごちゃごちゃにな った HTML でずっといいとは、とてもや思えない。混乱の要因は Microsoft と Netscape のブラウザの互換性のなさと、独自機能による。1996年ぐらいの写真と文字を並べる だけの表現力しかなかったのが、両者の競争により多彩な表現ができるようになった。そ れはそれでよかった。わあ−、すごい画面と単純に喜んでいればよかったのだから。しか しその時代は終わった。コンピュ−タのデ−タでありながら、いつまでも意味のない単な るチラシ程度のもので済まされるわけはない。 そもそも HTML は SGML をベ−スに設計されたという。勝手なタグの解釈は許させること でなかったはずだ。 は表のタグであったのが、いつの間にかレイアウトを決める のに使われるようになってしまった。ちゃんとタグの意味のように使われれば、別に XML を持ち出す必要はなかったも知れない。
でくくられた中の文字は、デ−タとして 抽出できるはずだ。独自タグの追加はできた方がいい。それは HTML の拡張で対応可能だ ったろう。ともかく市場の暴走を食い止められなかったのがいけない。その反省を込めて 登場したのが XHTML といえる。 現在の HTML のバ−ジョン 4.0 を XML 化したフォ−マ ットである。

とするとか、最近の雑誌に紹介されているやつだ。望みたい のは、XHTML で細かな画面レイアウトができること。そうでなければ結局また、もとのも くあみになるかも知れない。 XHTML 1.0: The Extensible HyperText Markup Language A Reformulation of HTML 4.0 in XML 1.0 W3C Proposed Recommendation 10 December 1999 XML がマ−クアップ言語ということは問題にならないのか。 SGML も HTML も同じくマ− クアップ言語だが、記述はテキストでなければならない。バイナリはだめで、ASCII など 人が読めることが条件なのである。このため XML はデ−タを表わすというのに、 デ−タ 型には文字しかない。DTD では CDATA というが。EDI のデ−タを XML にすると、何百倍 にも膨れ上がるという問題が指摘されている。バイナリデ−タは別のファイルにし、リン クすることは XML ではできる。しかしこれが XML デ−タをオブジェクトとして、扱おう という思想に合致したものか。XSL を別ファイルにするのとは、次元が違うぞ。XML が人 が常に可読できる形であることが、本当に必要なのか。これは考える必要がある。XML フ ァイルを作成するのに、ずっとエディタ−を使えというのなら話は別だが。 * 参考資料など 「標準XML完全解説」: '98/10/15, 技術評論社、2,280 円+税金。 > 99年末でも、XML のまともな本はこれしかないが、簡単には読めない。 (株)日本ユニテックの人が書いた。http://www.utj.co.jp/。 「日経バイト」:'98/03,P.212〜 "解説 XML あらゆるプログラムが HTML で通信を始める" > 雑誌の中では XML の可能性について初めて言及した記事。 「日経バイト」:'99/01,P.114〜131 "特集:インタ−ネットが生んだ最強のメタ言語、他" > この号は必読。Visual Basic で IE5.0 の DOM を使い XML から Access にデ−タ格納。 「アスキ−NT」: '99/11, "特集2 HTML はもう古い!?、デ−タ交換の新標準 XML で > 日刊アスキ− Linux の http://www.linux24.com/ XML 活用事例。 始めよう" http://www.infoteria.co.jp/ > XML を精出してやっている会社。XML エンジンの iPEX、XML デ−タエディタ−の iPAD などあり。95/98/NT4.0 用など。お試しでダウンロ−ドできる。 http://www.xml.gr.jp/ > XML ユ−ザグル−プ。これまでの XML の経過が簡単にまとめられている。'99 XML WWW ペ−ジコンテスト、15作品が掲載。XML の表現可能性を見る上で面白い。 http://user.shikoku.ne.jp/kyss/xml_xsl.htm > PROJECT KySS。四国で夫婦でやっている会社。XML を画面デザインの面からとらえてい ろいろやっている。結構この分野では有名になっている。 http://db-www.aist-nara.ac.jp/xml/perl-xml-faq-j.html > Perl XML FAQ-J Version 1.1、日本語訳。 http://www.jclark.com/xml/expat.html XML パ−サの expat 本家のホ−ムペ−ジ。 > 日本語対応版はここ http://www.inac.co.jp/~maki/xml/expat_j.tar.gz。 http://www.asakawa.ne.jp/doc/php/ja/ref.xml.html XML パ−サ関数。 > 日本語訳の PHP3 マニュアルで、PHP3 対応の expat のマニュアルがある。